全てのDDPにはArchiware P5がインストールされており、P5バックアップライセンスもDDPハードウェアーに含まれています。
すべてのインストールは、プロ使用であるLTOテープへの高速バックアップを取得。この技術は、大企業や銀行また放送局などで使用されているものです。単一のテープドライブを使用してのLTOテープへのバックアップを可能にしているのは、P5バックアップライセンスであります。書き込むテープ数に制限はなく、P5バックアップで書き込まれたすべてのテープやファイルは追跡が可能となります。 P5バックアップ·カタログはウェブブラウザで、検索、閲覧することができます。
LTOテープドライブをDDPに接続するには、SASカードがDDPに入っている必要があります。 SASカードがインストールされたDDPを注文することができますが、カードのみを注文し、後付けすることも可能です。P5設定アシスタントを使用して、ライセンスを有効化した後、ライブラリやLTOドライブの自動検出を含むバックアップの構成、そして利用開始が数分以内で行えます。
バックアップ計画は、インクリメンタル、フルまたはプログレッシブバックアップモードなど、変更することが可能です。
DDPのウェブGUIで ‘Archiware’ アイコンをクリックすることで、Archiwareポータルにアクセスすることができます。
Archiwareインタフェースにログインした後、そしてLTOテープ·ドライブの使用を開始する前に、 まずに以下の手順でそれを初期化する必要があります。
1. LTOテープドライブを追加
1)トップメニューから ’Backup’ ボタンをクリックします
2)左側のメニューから ’Standalone Drive’ ボタンをクリックします
3)下部のメニューから ’New Tape Drive’ ボタンをクリックします
自動的に接続されているのLTOデバイスとテープを自動的にスキャンするには, 次に表示されるウィンドウで ’next’ ボタンをクリックします。Descriptionフィールドには、デバイスの説明を追加することができます。プルダウンメニューから適切なドライブの種類を選択し、入力を確定しInstallをクリックします。
Archiwareの最新バージョンでは、新しいテープドライブに名前をいますぐつけたいか、それとも後でつけるかを聞かれます。デフォルトでは、“Do not label yet” オプションが選択されていますので、変更せずに新ドライブのインストールを終了してください。
2. 新しいプールの作成
新しいテープ·ドライブは、ラベリングのプロセスを経て、いわゆるボリュームプールと呼ばれるものに割り当てられている必要があります。ボリュームプールは大規模なストレージと見なされ、容量がテープの数によって制限されます。容量を大きくする必要がある場合は、ラベリングメディアによってテープを追加することができます。
1)左側のメニューから ’Pools’ ボタンをクリックします
2)下部のメニューから ’New’ ボタンをクリックします
現れたウィンドウの ’Name’ と ‘Description’ を記入し、 ’Usage’ セクションでプルダウンメニューから ’Backup’ と ’Tape’ を選択:
‘Apply’ ボタンをクリックしてウィンドウを閉じた後、最後にそれを新しく作成されたプールを割り当てるためにテープにラベルを付けることができます。
3. テープドライブのラベリング
メディアがP5で使用できるようになる為には、ラベリングの必要があります。ラベリングは、物理的にメディアにメタデータを書き込むことで、個々を識別できるようにそれが属するプールの名前を使用します。
テープドライブへのラベルのつけ方は、以下の手順になります。
1)左のメニューから ’Standalone Drive’ ボタンをクリックします
2)新たに追加されたテープドライブをクリックします
3)下部のメニューから ’Label’ ボタンをクリックします
最後にプルダウンメニューでその名前を選択することで、プールにテープドライブを割り当てることができます。
これで、あなたのDDPファイルをバックアップするためのメディアとしてテープドライブを使用することができます。次のステップは、あなたのニーズと定義したい制約に従ってバックアッププランを決めます。手順は本Knowledge base内に書かれていますので、P5Backupソフトウェアについてご確認くださいませ。