以下に述べるのは、CLI搭載のbrocadeスイッチにある特定のポートに対して、フローコントロールを切る方法です:
例えば1/2/1ポートを設定したいとします。
- コンソールポート経由で(もしくは利用可能ならtelnet/ssh)スイッチに接続します。
- 権限を取得します(もし、すでに取得済みであれば、エラーが返ってきます):
$ enable
- configモードに切り替えます:
$ configure terminal
- 設定したいポートを選択します
$ interface ethernet 1/2/1
- 選択したポートに対してフローコントロールを無効にします
$ no flow-control
- 現レベルから出ます
$ exit
- 選択したポートの現在の設定を確認します:
$ show interfaces ethernet 1/2/1
- 出力された情報に “Flow control is disabled”と表示されることを確認します
- フラッシュメモリに現設定を保存してください(保存しないと、再起動/シャットダウン後に変更した設定が失われます):
$ write memory
パケット毎に1500バイト以上のペイロードを送信するには、ジャンボフレームを有効にする必要が有ります。(ジャンボフレームでは9000バイトまで対応可能です)
権限を付与されたら、configモードに切り替え、以下のコマンドを入力して下さい。
- Jumbo frames を有効にします
$ jumbo
- フラッシュメモリに現設定を保存してください(保存しないと、再起動/シャットダウン後に変更した設定が失われます):
$ write memory
- スイッチを再起動し、ジャンボフレームを有効にします
$ reload