CentosにAVFSドライバをインストールする


注意:このページにあるコマンドはすべてrootユーザとして実行してください。


まず初めに、お使いのLinuxのカーネルバージョンが最新のAVFSドライバにサポートされているかを確かめてください。

カーネルバージョンが2.6.18および2.6.32はどちらもサポートされております。


カーネルバージョンを確認する方法は、 Linuxマシン上でターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してください:

$ uname -r


次にiscsi-initiator-utilsパッケージがすでにインストールされているかどうかを下記コマンドで確認します:

$ rpm -qa | grep -i iscsi-initiator-utils


コマンド実行後何か表示されたら、すでにパッケージはインストールされています。

もし何も表示されなかった場合は、下記コマンドを実行し手動でインストールする必要が有ります。(インターネット接続が必要です):

$ yum install iscsi-initiator-utils


AVFSドライバのインストールを開始します。インストーラーは弊社ホームページ内、「販売代理店専用ページ」よりダウンロード可能です。もし自動でインストールが開始されない場合は、installer-3.01.tarファイルを含むinstaller-3.01.zipファイルを展開します。


tarファイルの場所を確認してターミナル内で次のコマンドを実行します:

$ tar xpvf /path/to/tar/file/installer-3.01.tar


そしてファイル展開したフォルダに移動します:

$ cd installer-3.01


インストールスクリプトが実行可能であることを確認します:

$ chmod 777 install-avfs


そしてスクリプトを実行します:

$ ./install-avfs


DDPのIPアドレスの入力を求められたら、下記のフォーマットで入力してください:

xxx.xxx.xxx.xxx


マウントさせる場所をrootから指定します。例えば:

/ddp


最後にIQN名をクライアントマシンに対して入力します。フォーマットは下記になります:

iqn.nameofclientmachine


インストール完了後マシンを再起動してください。


AVFSモジュールが正常にロードされたかどう確認するために、次のコマンドを入力してください:

$ dmesg | grep -i avfs


コマンドが何も値を返さない場合は、下記コマンドを入力して手動にてモジュールを取り込みます。

$ sudo modprobe avfs


エラーメッセージは何も表示されないはずです。

もしモジュールが見つからない場合は、次のコマンドを使って場所を指定してください:

$ find /lib/modules/ | grep avfs


そして、モジュールを稼働中カーネルの正しいモジュールディレクトリにコピーします。


現在のカーネルバージョンを次のコマンドで確認します:

$ uname -a


重要な注意:DDPボリュームに接続後、selinuxが有効になっている場合データは見えなくなっている可能性があります。

その場合は、selinuxを無効にしてマシンを再起動してください。