DDPのOS V3.00.017より、ボリュームをNASドライブとしてクライアント機器に認識されるようにエクスポートすることが可能になりました。
この利点は、まずドライバのインストールが不要です。それはDDP OSがドライブ認識をするファイルシステムではないからです。

クライアント機器のOSにSMBプロトコルが実装されている限り、DDPのNASボリュームに接続する事が出来ます。

この機能を有効にするには、二つ手順を踏むだけです。

1)下記の図にならい、DDP GUI のボリュームページ内にある、”SMB Export”のチェックボックスにチェックを入れます。


同じページ内にあるCreateボタンをクリックすると、新しいボリュームを作成できます。

2) エクスポートされたボリュームには少なくとも1ユーザがアクセスできるようにします。

それには、’Users’ページにいき、既存ユーザをクリックするか、下図のように新しくユーザを作成します。


つぎに、‘Volumes’タブをクリックして、選択したユーザに対してアクセスさせたいボリュームを選択します。そして’Apply’ボタンをクリックします。


Macではファインダーを開いてコマンドキー+Kをおす(smb://172.xx.x.x)、Windowsではデスクトップ上でCtrl+Nを押す(\\172.xx.x.x)、Linuxでも同様にして、正しいDDP WebのIPアドレスを入力します。

該当ユーザのユーザ名およびパスワードを入力します。

そして、NASボリュームが表示されます。Workflow ManagerのEdit accessでは、フォルダのパーミッション設定が可能です。

つまり特定のユーザのみにアクセス権を付与することができます。
例えば、Read権のみ、Write権のみ、Read/Write権はあるか削除権はなし、権限なし等といった設定が可能です。

典型的なNASサーバでのフォルダアクセス権の変更は、Active/Open DirectoryかMAMシステムが必要です。