DDPはイーサネット接続のAVFS/ISCSIプロトコルを利用するSANシェアストレージサーバです。そのため、DDPに接続するクライアントPCには、ボリュームをローカルドライブとしてマウントさせるのにドライバーをインストールする必要が有ります。
各OS(Windows、Mac OS XそしてLinux)にあわせた最新のドライバは、販売代理店様専用ページよりダウンロード可能です。
OS X のインストール
最新版Macintosh OS Xでは、AVFS/ISCSIをインストールする前に[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]をクリックしてください。下図のように、[すべてのアプリケーションを許可]にチェックを入れると、ドライバがインストール可能になります。
ISCSI をインストール後は、システム再起動が要求されますのでAVFSを先にインストールしてください。
再起動後まず最初にiscsi pref アプリケーションを開く(/Applications/Utilities/ISCSIPref)と、MACアドレスが表示されます。このMACアドレスはネットワークインターフェースの”en0”に対応しており、ターミナル(/Applications/Utilities/Terminal)からも確認可能です。
このMACアドレスを弊社にお知らせいただきますと、ライセンスを発行させていただきます。(無料にて使用無期限かつ使用PC数無限)もし最初の画面でMACアドレスをコピーし忘れた場合、次のコマンドをターミナルを開き実行してください。
$ ifconfig | grep -A1 en0
MACアドレスを下図にあるように[ether]の右側に入力します。
この表示されたMACアドレスを弊社にお送りいただきますと、シリアル番号をお送りします。そのシリアル番号をm下図にあるようにiscsiPrefウィンドウの“registration key” 欄に入力してください。
このシリアル番号(registration key)はDDPボリュームをマウントするには必須となります。通常、MACアドレスをお知らせいただいてから24時間以内にシリアル番号をお送りしておりますが、 すぐにご利用になるには30日間の体験版をご利用していただくことも可能です。
その体験版を利用するには、sshを使ってDDPに接続し次のコマンドを入力します。(xxxxxxxxxxxx というのがご自身のen0 mac addressになります):
$ gen-demo-key xxxxxxxxxxxx
iscsiPrefウィンドウに発行されたシリアル番号(registration key)を入力後30日間は、DDPボリュームをマウントして利用可能です。それ以降のご利用には、製品版シリアル番号を入手する必要がございます。
Windows installation
Windowsでは、AVFSのドライバだけをインストールし、iSCSIのドライバはインストール不要です。なぜなら、Microsoft iSCSIイニシエーターによりDDPが利用可能であるためです。ドライバをインストールする前には、必ずファイアウォールとユーザアカウント制御(UAC)を下図の設定画面に従い無効にしてください。
クライアントPCを再起動後、変更が適用されます。
次にAVFSのドライバをインストールします。 Microsoft iSCSIイニシエーターはWindowsで使用されており、DDPボリュームを使用するにあたって、シリアル番号(registration key)を必要としません。そのため、MACアドレスを弊社に送信する必要もありません。インストール完了後、クライアントPCを再起動してください。
Avid FSエミューレーションとUNC support もwindows上で有効にされたい場合は、Knowledge baseページにてご確認ください。
DDPとネットワーク構成
クライアントPCをDDPに接続する際には、いくつかの注意点がございます。
特に、ネットワーク設定は こちらをご参照ください。
上記リンク内のトピックに記載された内容はすべて必ず設定するようにしてください。いずれの設定も不足すると、システム全体のパフォーマンスと安定性に影響いたします。