全てのDDPをV3へアップデートする前に、DDP管理者がいくつか気をつけなければならない点があります。
クライアント機器のドライバーのアップデート
最初にDDPを使用するクライアント機器の全てのドライバーのアップデートをする必要があります。
弊社のリセラーのページ上から最新ドライバーをダウンロードし、全てのクライアント機器の現在のドライバーに上書きしてインストールします。アップデートが完了したら、クライアント機器をリブートし、DDPボリュームに接続し、増設出来るかどうかを確認してください。
もし、Avidのアプリケーションを適切に使用するためAvid FSエミュレーションも有効にしてください。
Windows とOSX 上のAvid FS の実行方法は異なります。
OSX 上では、OSXターミナルにあるコマンドを実行する必要があります。その方法は専用トピックで記述します。
Windows上では、setupArdisDDPExtrasを実行可能にインストールする必要があります。その詳細は、専用トピックで記述します。
リモートアクセスの準備
全てのクライアントマシーンが最新に更新され、どのアプリケーションもDDPと接続し通常通り正確に稼働すれば、DDPのOSのアップデートの準備が出来ています。
V3.00.016 と V3.00.017-b9の両方のアーカイブは弊社のリセラーページよりダウンロードをしてください。
DDPに接続しているあなたの機器に弊社チームがリモートでアクセスする必要があるので、DDPのクイックサポートアプリケーションのバージョン9もダウンロードしておいてください。
V3.00.016 と V3.00.017-b9のアーカイブをそのクライアント機器のデスクトップ上に置くと、弊社はそれをDDPにアップロードする事が出来ます。弊社チームはDDPにアップロード、アクセスする為に SSHとSCPクライアントの両方が必要になります。一方で、そのようなツールはOSXに含まれていますので、もしクライアント機器がWindowsを稼働している場合のみ、手動でそのツールをインストールする必要があります。
サービスコネクションの準備
DDPのOSにアップデートを適用する為、弊社チームは通称‘service connection’ (SC)をします。このサービスコネクションはDDPがインターネットに接続されていなければ、行う事が出来ません。一般的にマザーボードの二番目のNICがその目的に使われます。そのため、そのイーサネットポートを使用して、DDPをインターネットに接続してください。もし、ポートが手動で特定のIP addressに設定していれば、X11 GUIを使用して、DHCPに設定する必要があります。
インターネットがつながっているかを確認するには、SSHを経由してDDPにログインし、ピンコマンドを使って、接続をテストします。DNS解像が正確に行われない場合、ピンコマンドへのドメイン名よりIP addressを特定する必要がある事を注意してください。
もし、これらの指示の後、DDPの二番目のNICをインターネットにプラグインしたのに、接続が出来ない場合、弊社チームはリモートであなたのクライアント機器にアクセスしますが、セキュリティポリシーやプロキシやVPNのような障害が無い事を確認して下さい。
ネットワークドライブのバックアップ
V3にアップデートする前の最後の注意ですが、アップデートが完了したら、DDP上の全てのネットワークドライブがアクセス不能になります。そのため、バックアップが必要なデータがあれば、先に行って下さい。DDP上にネットワークドライブがあるのかどうか分からない場合は、 x11 GUI の中のドライブというアイコンをクリックして確認します。そこで、ドライブの名前と種類を見る事が出来ます。
ネットワークドライブの種類を探し、必要であればバックアップを行なってください。
もしネットワークドライブが無い場合は、上記の事柄を実行しないでください。
DDPのアップグレード
全ての準備が整ったなら、DDPのQuick Support IDを弊社チームに渡し、弊社チームはアップグレードを進める事が出来ます。サービスコネクションが起動する前に全てのDDPボリュームが全てのクライアント機器からアンマウントされている事を注意してください。
全てのクライアント機器のリブート
アップグレードが完了すれば、DDPの使用を始める前に全てのクライアント機器をリブートして下さい。
x11 GUIがV3にアクセス出来ない場合、GUI 内にある新しいウェブを使わなくてはいけません。
また、万が一リセラーページにアクセス出来ない場合は弊社チームにお問い合わせください。