DDPボリューム上のエクスクラメーショーンマークはどういう意味か?

電源異常の後にDDP起動時、いくつかのボリュームのアイコンが赤いエクスクラメーショーンマークが表示されているのに気づかれたことがあるかもしれません。これはクライアントマシンからDDPに接続できない状態を表します。

これはDDPに搭載されている保護機能で、電源異常の後に起こりかねないボリュームデータの障害を防ぐためです。DDPボリュームの赤いエクスクラメーショーンマークは、メンテナンスモードを意味しており、そのモードではどのボリュームもマウントできません。接続可能にするためには、このメンテナンスモードをOffにする必要があります。

電源異常の後にメンテナンスモードになったボリュームは、ファイルシステムをチェックする必要があります。それがために、電源異常後すぐにメンテナンスモードをOffにできない仕組みになっています。

ファイルシステムをチェックするには、webインターフェースの“Verify/Repair”ページに行き、エクスクラメーショーンマークが表示されているDDPボリュームを選択します。そして“Verify”ボタンをクリックします。実行中はどのボタンも押さないようにしてください。完了までに2分ほどかかります。チェック終了後、出力されたログ情報が下記の画像のように表示されます:

出力された情報でボリュームに問題が内容でしたら、“Repair”ボタンを押さずに“Maintenance Off”ボタンをおしてボリュームに接続できるようにします。
確認プロセスにおいて、時折少数のファイルシステムエラーが修正されることがあります。しかし結果的にボリュームは大丈夫であれば、修正する必要はありません。

出力情報にて“appears to be OK”以外の表示がされた場合は、“Repair”ボタンをクリックしてください。操作が遅くなるため、“Repair”ボタンのみを使うようにして完了するのに2分ほど待ちます。

電源障害の後に、DDPのボリュームがメンテナンスモードになったとしても、すべてのボリュームがメンテナンスモードになるとは限りません。

確認(verify)ツールを(必要であれば修復ツールも)エクスクラメーショーンマークが表示されたすべてのボリュームに実行しなければいけません。それが終了してからメンテナンスモードをoffにしてクライアントに接続します。

ボリュームが確認/修復できない際は、弊社チームにご連絡ください。