こちらのトピックで説明したように、”service connection”を設定することで、弊社チームが遠隔操作でのエンドユーザーサポートを可能にします。
インターネットを介してDDPに直接アクセスすることが可能です。各DDPのNIC2を使うので、DDP上にあるのを確認してそこからインターネット接続させます。
NIC2はDDPの背部にあります。マザーボード上にあるUSBとVGAポートの隣です。
下記の写真内、左から2番目のイーサネットポートになります。
NIC2はDHCPサーバに接続します。
DHCPからIPアドレスが取得できるかどうかは、DDP web GUIの”network”ページ内で、eth1に割り当てられたIPアドレスで確認できます。
IPアドレスが何も表示されない場合は、“Get DHCP lease”ボタンをクリックします。
eth1のIPアドレスの他に、サブネットマスク、DNSサーバーおよびゲートウェイのIPアドレスも表示されます。
ポート番号22(ssh用ポート)が、ゲートウェイ、モデムもしくはファイアウォール側でオープンになっているかを確認してください。
$ ping 8.8.8.8
インターネット接続されているかを確認するのに、DDP上でsshを使って接続し、次のコマンドを入力します。
$ ping 8.8.8.8
DDPがインターネットに接続しているかを調べるためです。
もしこれで何も返ってこなければ、eth1のIPアドレスはインターネットに接続していないことになります。まずはこの問題を先に解決してください。
DDPがインターネット接続していることを確認できたら、”service connection”を次のコマンドで開始します。
$ connect-to-internet
注意:ArdisのIPアドレスが最近変更されたため、v3.00.019-b1以前のバージョンご利用の場合は、以下コマンドを入力してください。“connect-to-internet”コマンドは使用しないでください。
$ ssh -N -R 2222:localhost:22 forward@178.132.208.117 -f
バージョンv3.00.019-b1からは、Ardisの最新IPアドレスで更新されているため、connect-to-internetコマンドをご利用ください。
コマンドを初めて入力する場合は、インターネット接続設定が正しい限り、接続を続行するかしないかを聞かれます。下図のように’yes’と入力して、service connectionを開始してください。
“Connection timed out”メッセージが表示されたら、弊社チームまでご連絡ください。